塩一【閉店】 : ラーメンブログ大阪からの～

今回ご紹介するラーメン屋は　

『塩一』

場所は、大阪モノレール　宇野辺駅から歩いて６，７分、
駅を出て、南へ下り、 ”宇野辺北” 交差点を右へ、さらに１００ｍほど南へ下ったところに
お店があります。

オープンする１０分前に訪問しましたが、暖簾が出ていなかったので、見つけるのに少し
苦労しました。屋号がどこにも記載されておらず、 ”塩らーめん準備中” と書かれた木の
看板があるのみです。
外観は、ラーメン屋さんではなく、普通の家です。お世辞にも綺麗とは言えません。
１０月２１日にオープンしたお店とも到底思えません。お店の入口は看板横のガレージと
ばかり思っていましたが、その横の勝手口のようなところが入口だったのにはビックリ（笑）

しかし、店内に入ってビックリしました。と言うのも、めちゃめちゃ開放感があって明るく、
お洒落で綺麗な空間だったからです。正直このギャップにグッときました。
ある意味サプライズ空間です。店内は厨房を囲むようにＬ字のカウンターになっていて、
６席、壁際には２人掛けテーブルが２つありました。

店主含め２人でお店を切盛りされていましたが、とても丁寧で雑談にも対応してくれる
感じのよい店主でした。

私が今回注文したのは　『塩ラーメンの半チャンセット』　８５０円

鶏がらをベースにした塩味のスープです。口に入れた瞬間、柚の香りが”ふわっ”と口の
中に広がり、後から熊野地鶏や昆布から摂った旨みと、白菜のやさしい甘みがなんとも
心地のよい美味しいスープで、表面に浮かぶ適度の油分が味に深みを与えてくれます。

ややウェーブがかった中細麺は、適度の歯ごたえがあり、小麦の香りも感じられます。
塩ダレスープとの絡みもよく、気が付いたらなくなってしまうほど夢中になれる麺でした。

厚みのあるバラ肉チャーシューは２枚入っています。触感はふわふわで、噛むと肉汁が
ジュワっと出てきます。脂っこさがなく、噛めば噛むほど肉の旨みを感じることのできる
ジューシーでやさしい、塩によく合うチャーシューでした！

その他の具材として、スープの旨みをしっかり吸った半シャキの白菜と、あっさりだけど
コリコリと歯ごたえのあるメンマ、刻みネギが入っていました。

また、ラーメンもさることながら、注目すべきはチャーハンです。
玉子の黄色が鮮やかでふわふわしています。米一粒一粒に至るまで綺麗に調理されて
いて、ビジュアル、具のバランス、味その全てが私好みのチャーハンでした。

今後、人気店になるような予感がします。是非また行きたい、そう思えるお店でした。
塩一_ラーメン